こんにちは!
顕微受精にチャレンジ中のしーくまーさーです。
アンタゴニスト法からの採卵を終えました!
結論から言うとOHSSにめちゃ苦しみました!泣
今一番考えていることは
「もうアンタゴニスト法はやりたくない」
ということ。
(クリニックの先生も、次の採卵があるならばアンタゴニスト等高刺激は避けるとのこと…)
OHSSになって
身体的にもメンタル的にも打ちのめされました・・・。
採卵〜OHSSの発症〜受診〜
仕事や生活の過ごし方について、記録しておこうと思います!
※あくまで私の体験記と考えになります。体質は人それぞれです。全ての人がこうなるわけではありません。心配な時はお医者さんに罹りましょう!
私のOHSS体験記
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)とは…
女性の卵巣は親指大ほど(3~4 cm)の臓器ですが、その中の卵(卵胞)が不妊治療における排卵誘発剤に過剰に刺激されることによって、卵巣がふくれ上がり、お腹や胸に水がたまるなどの症状が起こることを卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼びます。 重症例では、腎不全や血栓症など様々な合併症を引き起こすこ とがあります。
引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1r01.pdf
私の場合は
「中程度のOHSS」
と言われました。
実際はこんな状態でした↓
- 右卵巣10cm程度、左卵巣4cm程度に腫れる
- お腹が張る(ウエストは平常時+4cm)
- ときどきお腹が痛む
- やや息苦しい
- 血液検査→血のドロドロ具合が中程度、腎不全や血栓症のリスクはナシ
- 処方薬→レルミナ、フェマーラ、カバサール(OHSS対策)、バファリン(血栓症予防)
10日間ほど飲み続けてました。
先生からは、
- 体をひねったりしないこと(卵巣系捻転の予防)
- なるべく安静に過ごす
- 水分多めに取る
ということを言われておりました。
採卵から2日目のお腹と、ピーク過ぎた10日目ごろのお腹。
(お見苦しくてすみません)
元々出てたお腹がもっと出る!
苦しいしどうしようもない。
とにかく早く落ち着いてくれーと祈る毎日でした。
【採卵後1〜4日目】尿が溜まるだけで腹痛、副産物の切れ痔
採卵日翌日は午前半休、午後テレワークにしました。
尿が溜まってる状態だとお腹が張って痛い。
膀胱が卵巣を押してる感じです。
そして、副産物の「切れ痔」
採卵後の痛み止め座薬(ボルタレン)が内部的・外部的(!)にも効いてしまったようです。
こちらも地味にツラい!
OHSSになりかけの頃だったため、
なんとなく「大丈夫かな?」と思い
ストレッチや筋膜リリースをしたらお腹が痛くなりました。
(先生の言うことを聞け!)
*****
採卵から2日目にクリニックへ。
※本来は採卵後3日目でしたが、外せない予定があったため2日目に。
経膣エコーの結果・・・
- 左卵巣:4cm
- 右卵巣:10cm
ちなみに右卵巣が大きく腫れているのは、右にばかり卵胞が育ったため。
- 左卵巣:3個くらい(大きいもの)
- 右卵巣:15個以上(大小合わせて)
右卵巣が腫れすぎているとのことで、OHSS予防のための薬3種類が処方されました。
全て実費…!薬だけで1万円超え…!!
*****
採卵後4日目、お腹いっぱい食べ・飲みした結果、嘔吐。
これまでも胃が押されて、食事後に苦しくなる状態がありましたが、
「ま、大丈夫かな!」と気を抜いた結果、嘔吐。
卵巣の腫れ、あなどっちゃいけない。
歩く時にはソロ〜リ(お腹に響くから)。
起き上がったり、かがんだりするときにウッてなる。
徐々に行動に制限が出てくる…。
【採卵後5〜8日目】お腹の張りと息苦しさMAXで急遽受診
今思うと採卵後5〜6日目が一番苦しくなりました。
採卵後5日目は出社日。
朝からお腹は張ってましたが、電車に乗って会社へ。
会社に着いて業務開始するものの、時々来る胃のあたりの痛みと、息苦しさ。
息苦しさはここまであまり感じなかったためだんだんと不安になってきました。
念の為クリニックへ電話して、
「このまま様子見して大丈夫でしょうか?」と確認。
急遽受診することになり、会社は早退、そのままクリニックに。
経膣エコー、腹部エコーで見てもらった結果、
卵巣の腫れの大きさは変わらず。
腹水はあまり溜まってないので、心配いりませんよとのこと。
(一安心〜。。。)
息苦しさや吐き気は、卵巣の腫れによって内臓が押されてることによるみたい。
念の為採血をし、血栓予防のための薬が追加処方されました。
「ゴロゴロしててくださいね」
と二度目の忠告をいただきまして帰宅しました。
*****
採卵後6日目は先生からのゴロゴロ指示通り、有休にしました。
お腹の痛みは徐々に上の方に移動してきた感じで、胃痛のような痛みとゲップが多発。
(ちなみにゲップは卵巣の腫れとは関係ないと言われました)
この日も採血結果を聞くために通院。
また追加で採血。
採卵後7日目は、元々予定していた予後診察2回目。
経膣エコーの結果
- 左卵巣:4cm
- 右卵巣:8cm !
ちょっと小さくなってる!
とはいえ完治には程遠いようで。
処方されていた薬が切れたので、追加で一週間分処方されました。
薬がまじで高い…。
レルミナという薬は1錠1200円。
1シートじゃなくて?!って二度見しちゃいました。
自費だから仕方ないけど全部で1.5万円超え。
しかも、生理が来たら飲むのを中止していいと…。
生理が来たらOHSSは治ると言われてるので、早く来て欲しいものの…
速攻で生理が来たらちょっと泣きますね。(薬代がパー!!)
お腹張って辛いし、仕事も休みまくってるし、薬は高くてお金がどんどん出ていくしで
メンタルの方もじわじわとヤられていました…。
↓処方された薬すべて飲むタイミングが違うので、忘れないように塗りつぶしてました。
【採卵後12日目】生理きた!
28日周期が多いですが、今回は26日目で生理到来!
採卵後10日目くらいからお腹の張りは落ち着き、
12日目に生理が来たらウエストも元通りになりました。
(薬は丸3日分残りました)
すでに移植は2周期後と確定してますので
移植前までは食事と運動に気をつけつつ、ゆるりと過ごします♪( ´▽`)
OHSSの間の仕事事情
仕事については、休んだ日以外はほとんどテレワークで対応しました。
ほぼ休んでいたというのが正しいか…。
採卵後の仕事スケジュール★
採卵日当日(水) :有休
採卵後1日目(木):午前半休、午後テレワーク
採卵後2日目(金):午前通院、午後テレワーク
採卵後3日目(土):休み
採卵後4日目(日):休み
採卵後5日目(月):出社→早退→通院
採卵後6日目(火):有休
採卵後7日目(水):午前通院、午後テレワーク
採卵後8日目(木):テレワーク
上司にはどんな治療をしてどんな症状が出ているかを話し、休みも積極的に取らせてもらえました。
会社では今はコロナでテレワークが導入されていますが、コロナじゃなければテレワークなんてものはナシ。
会社には不妊治療を支援する制度もなし。
今回はなんとか採卵周期を乗り越えた感じですが…
制度ナシでフルタイム勤務での採卵周期は辛すぎますね…。
まとめ:もうアンタゴニスト法は嫌だ
今回のOSHHが身体的にもメンタル的にも辛すぎて、もう二度とやりたくないって思いました。
辛かったことを徐々に忘れてしまう性格なのでw
こうしてブログに残しておかないと忘れてしまうかもしれない!
と思って書きました。
アンタゴニスト法でOHSSになるかどうかは本当に人それぞれだと思います。
私はまんまとOHSSになり、体もメンタルも辛い思いをして…
それはそれで学びになったと前向きに捉えたい!
次はついに移植です!
移植に向けて食生活を改善中。
これもブログに残したいと思います♪( ´▽`)