毎年直前になってバタバタと準備し、忘れ物したりするので「キャンプフェスの持ち物リスト(アラバキ編)」を作りました。
過去3回アラバキキャンプ泊に挑戦した中での、失敗談もモリモリで書いていきます!
キャンプの持ち物リスト
キャンプ泊に関しての持ち物はざっとこのような感じです。
- テント(ペグ、ロープ、ハンマーも)
- テントにつける自作スカート
- グランドシート(テントの下に敷くもの)
- マット(冷気予防・寝心地アップのため寝袋の下に敷くもの)
- シュラフ(寝袋)、マット
- 貼るカイロ
- ランタン、ヘッドライト
- アウトドアチェア、ミニテーブル
- 調理道具、カセットコンロ
- クーラーボックスorクーラーバッグ
- キャリーワゴン
我が家のベストオブテントはsnowpeak(スノーピーク)アメニティドームS
今まで3回、すべて違うテントでのキャンプ泊でした。1,2回目はファミリー向けの大きなテントで、とにかくかさばりました。
3回目でsnowpeak(スノーピーク)アメニティドームS(通称アメド)を導入。
初心者向けの定番テントと呼ばれているものです。コンパクトでかさばらないし、設営が楽・・・!
ポール(テントの骨組み)とスリーブ(テントの布でポールを差し込む部分)に黄色や緑色が付けられていて、黄色は黄色~緑色は緑色~とセットしていくだけでテントが組み立てられます。
さらにポールの素材はジュラルミン丈夫で丈夫。テントを組み立てたときに風をよけやすい形状になっているので、風が強いアラバキでも崩壊しにくい安心感・・・!
コスパで考えてもアメドがベストオブテントだと思っています。
スカートをつけて寒さ対策
テントの裾につける「スカート」。これはテント隙間からの冷気を防いだり、雨の泥はねを防いでくれます。
もともとスカート付きのテントもあります。アメドSはスカートがないので自作したものを取り付けています。自作といってもレジャーシートを等幅に切ってクリップで留めただけですw
せめて見た目は良くしようとナチュラルカラーのレジャーシートにしました。
光りモノをつけて暗さ対策
夜は足元が見えにくく、ペグやロープに足を引っかけてしまうこともあります。光るアイテムをペグやロープにつけておくと安全です。
またキャンプフェスに行くと同じテントが無数にあるので、光りモノをつけておくと目印にもなります。
一番手軽なのは、ポキッと折るペンライトやブレスレット。100円均一で買えます。
アウトドア用の蓄光マーカーや蓄光ロープもありますね。
あとは電池で光る装飾用ライト。
電池式ならアウトドアでも使いやすいです。
明るすぎると周囲のテントに迷惑をかけてしまうので注意です。
グランドシートはテントの内側に収めましょう
テントの下に敷いて、汚れ対策をするのがグランドシート。テントの専用のものも売っているし、水が染み込まなければブルーシートのようなものでも大丈夫です。
グランドシートは雨の場合、テントが水没するのを防いでくれます。グランドシートがテントよりはみ出していると、雨をテントの下に入り込ませてしまうので注意!
我が家のテント アメドSにはGEERTOP(ギアトップ)のテントシートXLサイズをつかっています。
アメドSにぴったりサイズ!
生地はジャンバーの外側みたいな感じです。
かなり薄くて大丈夫か・・・?と思いましたが、雨の日でも何事もなく使えています。
テントは平地に建てよう!
初めてテント泊に挑戦したアラバキでは、出発時間が遅すぎて場所取りに失敗しました・・・。テントを建てたのは小高い丘の上。「風の草原」と呼ばれるフィールドだけに、夜中に強風を受けてテントがきしむ音が怖くて寝付けませんでした。
翌朝、テント崩壊は免れましたが、しっかり打っていたペグが抜け、外に出していた食器乾燥用のネットは吹っ飛んでいました。
毎年ですが、風で崩壊したり、雨で水没しているテントを見かけます。
テントを建てる時には以下のことに気を付けています。
- 谷になってる場所には建てない(水没する)
- 斜めになってる場所に建てない(荷物、人、全てずり落ちる)
- 風をもろに受ける場所に建てない(怖い)
場所取り失敗以降は、早朝から並んで場所取りするようにしています。
タープはOK?
アラバキに関してはタープを張れるエリアが限定されています。テントエリアでのタープは禁止です。また、テントの前室が跳ね上げられるタイプについても、跳ね上げは禁止です。←過去スタッフさんに注意を受けました。
シュラフ(寝袋)の寒さ対策
私が持っているシュラフ(寝袋)は快適温度5℃以上、使用可能温度0℃以上といういわゆる「春夏用」です。
アラバキは4月下旬ですが夜はかなり冷え込みます。
シュラフ1つだけではとても寒くて寝れないのでこんな対策をしています。
ユニクロ着込む+貼るカイロで保温
まず寝るときの服装はこのような感じです。
- ヒートテック(ユニクロ)
- ヒートテック フリースタートルネック (ユニクロ)
- ウルトラライトダウン (ユニクロ)
- ニット帽 (マルイ)
- 極暖レギンス (ユニクロ)
- 防風ウォームイージーパンツ (ユニクロ)
- 極暖くつした (ユニクロ)
- もこもこルームシューズ (ユニクロ)
ユニクロさまさま!!!!!
これに加えてシュラフの足元と背中に貼るカイロを仕込みます。
おすすめは屋外で冷めにくい「桐灰の貼るマグマ」です(低温やけどに注意!)。
私はシュラフの背中と足にの位置に貼ってます。
これで、春夏もののシュラフでも怖くない!!
お湯を沸かせる余裕があれば、湯たんぽを作って抱えて寝ると尚よしです。
湯たんぽは専用のものや、ナルゲンのボトルでも代用できます。
ナルゲンを使う場合は必ずタオルを巻いてください。
- ユニクロ極暖着込む
- シュラフに貼るマグマ仕込む
- ナルゲンの湯たんぽ抱える
この装備で私は朝までぐっすり眠れます(-_-)zzz
インフレーターマットで冷気予防+寝心地アップ
寝袋だけで寝ると背中が痛くなるし寒いので、何かしらのマットがあるといいです。
我が家はテントの中にアルミシートを敷き詰め、インフレーターマットを敷き、その上に寝袋で寝ています。
インフレーターマットは空気を入れて膨らませるんですが、
空気入れにコツが要るのと、かさばるので…こういうのに買い換えたいなぁ。
耳栓やイヤホンも準備
消灯時間はあってないようなものだと思ったほうがいいです。
夜中まで宴会してる人たちは必ずいます・・・。
外の雑音をシャットダウンできる耳栓やイヤホンを忘れずに。
電池式のランタン、ヘッドライトを忘れずに
ランタンはテント内を照らしたり、持ち歩いて夜道を照らしたりします。
ランタンにはガス、オイル、電池のタイプがありますが、電池式が安全です。
※アラバキに関してはテントサイトの火気厳禁なので電池式ランタンが必須です。密集してテントが建てられるので、ガスやオイルはのランタンは火災の危険があります。
我が家はずっとジェントスの電池式ランタンを使っています。
明るさが2段階で調整できて、テーブルに直置きしても安定するし、
ぶら下げても使えて何の問題もなし。
単一電池3本で結構持ちますが、念のため予備電池も持って行ってます。
あと、ヘッドライト!頭につけて両手が空くので便利です。頭につけるのが恥ずかしければ、首からかけてもOK。
我が家は夫婦でペツルのティキナというヘッドライトを使っています。
アウトドアショップで一番安かったもの。
フェスであれば明るさは十分あるし、着け心地も悪くないので満足しています。
これ5年くらい前に買ったので、もう売ってないみたいです。
同じグレードの現行モデルはスペックが上がっていて驚きました。
明るさ調整は2段階→3段階へ。
電池しか使えない→電池&蓄電池どちらも使える。
スマホでも夜道は照らせますが、急激に電池消耗します。
ヘッドライトが1個あるとかなり便利です。
アウトドアチェアとテーブル
アウトドアチェアは
①コンパクト②軽い③座り心地。
この3つがなるべく優れているのが理想です。
ステージ毎にイスを持って移動したい場合はなおさらです。
我が家はコンパクトチェアの王道、ヘリノックスを使っています。高かった!涙
高いイスは盗難対策を万全に。
ちなみに私は、疲れたら地べたに座ってしまうのでステージ移動でイス持ち運ばない派です・・・
テーブルは小さくても1つあると便利です。
カップラーメンにお湯を入れたり、コーヒーを入れたり、
飲みかけのお酒を置いたり、メイク用の鏡を置いたり。
調理道具とカセットコンロ
フェス飯はおいしいんですが、飽きてきます・・・。野菜不足も感じがち。そんなときにちょっと手料理できるといいです。
調理道具はアウトドア用のもありますが、家庭用ので全然いいと思います。
我が家はお湯を沸かせるように、カセットコンロと鍋を持って行ってます。
カセットコンロはイワタニの風まるです。
風防がついていて、外でも風で火がなびきにくい!
専用ケースがついていて持ち運びに地味に便利です。
家で鍋するときにも使っています。
マルチポットは鍋としてもヤカンとしても使ってます。
沸かしたお湯は朝食のカップみそ汁や、コーヒーを淹れるのに使います。
あとホットサンドメーカーを持って行って肉まんを焼きます。
とはいってもアラバキは朝からやっている出店も少しあるので、
調理道具がなくてもたぶんなんとかなります。
クーラーボックスorクーラーバッグ
我が家は2人なので、そこまで大きくなくてよくて、
コールマンのホイールクーラーを使っています。
コロコロ転がせて便利。
ちょっとだけ持ち運びたい(キャンプフェスでない)ときにはクーラーバッグを使っています。
余談ですが、キャンプ泊が無い「野外フェス」は「クーラーボックスの持ち込みが禁止」=「クーラーバッグはOK」というパターンがあります。
持ち込めるモノの情報は各フェスの公式サイトに必ず載っていますので、事前に確認するようにしましょう。
キャンプ道具持ち運ぶならキャリーワゴン(アウトドアキャリー)必携
我が家は何も知らないキャンプ泊1年目、このキャリーで行ったら荷崩れして心が折れました。今思えば少な目の荷物にしてしっかり括り付けることがポイントでしたね・・・。
これで失敗してからキャリーワゴン(アウトドアキャリー)を導入しました。
2人以上のキャンプ道具を持って入場しなくてはならない場合、キャリーワゴンは必携だと思います。なぜかというと、
- 深さがあって荷崩れしにくい
- 車輪が太く安定走行してくれる
から。
キャリーワゴンはいろいろ吟味して、テントファクトリーのものを購入しました。たたんで持ち運ぶのがちょっと重いのですが、使用感は問題なし。購入してから3年経ちましたが、壊れることなく使えています。
行ってみたいな夏キャンプフェス
フジロック、ライジングサン、ベイキャンプ、、、夏キャンプフェスも行ってみたいなーいつか行ってみたいなーと思いながら踏み出せません。やっぱりゆるくいけて慣れてるアラバキがちょうどいいのかも。